断捨離、まだ早いかな?

新潟県退職者連合 事務局長 齋藤由宣

 

 私たちの町内では、回覧板を回すときに雨に濡れないようにケースに入れて回しています。町内会の定例会で「ケースがボロボロになったので新しいケースに替えとほしい」と要望が出ました。私は町内の役員をしており、私が買いに行くことになりました。

 近くの「百均の店」に「連れ合い」と行って買ってきましたが、店の中は様々なものが所せましと商品が陳列されていました。暇つぶしにはもってこいの場所かな・・・・
連れ合いが隣のオフハウスに行こうと言い出したので、行って見ました。

 年末に大掃除ができなかったので、正月に台所の整理をしました。そのときに使わなくなったものや不要なものを捨てましたが、足りないものもありその物色かなと思いつつ同行しました。

 店内は、人でいっぱい。私がある置物をじっと見ていると、「変なものは買わないでね、これからいらないものは捨てていくんだから」と一言。どうやら「断捨離」を本気で始めるらしい。

 テレビで断捨離の番組があるがその影響かな?実は私も、現役を退職したときに、思い切って断捨離をしようと思いました。が、「待てよ、まだ20年は生きるかな?」と思い直し、これからも使うものはある。と判断しました。が、連れ合いはそんなことはお構いなしに、私の服などは「もう着ないでしょ」とか言いながら捨てています。

 そう行動する連れ合いですが、自分の服などほとんど捨てていませんでした。私がたびたびモンクを言ってきましたが、さすがにこの度は、45リッターのゴミ袋を用意し捨てる準備を始めました。まだ1袋だが、本気かな?2週間もそのまま・・・

部屋の片隅で捨てられる日を待っている服

 最近は、ひと月に1個は何か捨てることにしています。まず、物置からですが・・・
 物は大切にと言われ続けてきた世代です。なかなか捨てることに抵抗感がありますが、確かに使わないものは不要と思いながら「思い出」などと言い訳をしながら・・・

 葛藤は続きます。