新潟県退職者連合 幹事
(基幹労連新潟県本部退職者の会 会長)

 眞田 守

 新年早々、県内全域で記録的な大雪に見舞われ、連日除雪作業に奮闘し大変な思いをした。併せて、コロナ感染拡大により関東・関西圏を中心に11都府県に緊急事態宣言が発令されるなど重苦しい年の始まりとなった。7月には東京五輪の開催が予定されている。コロナ禍で開催を危ぶむ声も聞こえるが、これまで様々な準備が進められており、何とかこの準備が無にならずに無事開催されることを願っている。

 さて、昨年2月からのコロナ禍での「基幹労連新潟県本部退職者の会」の活動状況について紹介する。現役組織の「基幹労連新潟県本部」は17組合で構成されている。各組合で退職者組織はいくつかあるが、「基幹労連新潟県本部退職者の会」に加盟している組織は、様々な事情により残念ながら「日本ステンレス高齢者協議会」と「JFE精密OB会」の2組織のみになっている。以前から組織拡大を目指すもまったく前進せず組織拡大は課題の一つである。
 
 基幹労連新潟県本部退職者の会の活動は、2組織の所在地が上越市と新潟市で距離も離れていることや、2組織がそれぞれに継続し独自の活動をしていることから特に活動は持っていない。ただ、新潟県退職者連合の大会終了後に参加した代議員4~5人で年1回連絡会を開催している。連絡会の協議内容は、お互いの活動報告、役員体制(三役)、基幹労連本部退職者組織の総会参加対応を確認し、終了後、懇談交流会を行っている。昨年は新潟県退職者連合の大会がコロナ禍で代議員を縮小し開催されたため、集まっての連絡会は開催されず、毎年の協議内容は書面で確認、年1回楽しみにしている懇親交流会は開催できなかった。
 
 2組織の活動については、私の出身である「JFE精密OB会」(会員160名)の活動を紹介する。2月「新春の集い」(参加35名前後)、6月「総会」(参加70名前後)、毎月第1月曜「ボウリング会」(参加12名前後)、春秋「ゴルフコンペ」(参加15名前後)を行っている。昨年はコロナ禍で2月の「新春の集い」は開催したものの、6月の総会は中止、ただ総会時に役員が手作りしている会員からの近況報告(120名分)「やまびこ」は発行した。ボウリング会は3ヶ月休み、ゴルフコンペは開催しなかった。役員のご苦労会を兼ねた忘年会も中止した。
 
 今年は「新春の集い」中止、「総会」は開催できるか心配であるが、萎縮ばかりしててはどうかなと思っている。コロナ感染が一刻も早く終息し、マスクを外して普通に会話ができる日を心待ちにしている。