新潟県退職者連合 幹事
(JP労組退職者の会)
佐藤 修一
これまで退職者連合で何回か学習会を行ってきた制度です。難解なところが多く正直よくわからないことが多かった。
私の母は、父が他界してから一人暮らしです。心配でしたが、一人暮らしを謳歌し少し元気になった。高齢でもあり、一緒に暮らそうと思ったが母はその気がなかった。
しかし力が無くなり「要支援」に認定されました。地域包括支援センターの担当者は、親切に相談に乗ってくれました。助かりました。
見守りも兼ねて生協クルコや新潟市の福祉弁当(補助有り)の配達をお願いしました。手すりの設置、シルバーカーの購入、お風呂も心配になりユニットバスに入れ替えました。かなりの補助が出ました。限度額いっぱいです。特殊ベッドの貸与も始めました。それなりに生活も出来、医者に連れて行ったり、時々欲しいものの買い物をしたりしていました。デイサービスも週2回行っていました。お風呂に入れてくれるので助かります。
父が他界してから8年、とうとう腰を起こし歩けなくなりました。腰椎椎間板ヘルニアからくる座骨神経痛です。医者は、高齢で手術はできません。鎮痛剤と湿布あとは注射しかないとのこと。
私と妻は、一日3回実家へ出かけ三食を交代で食べさせ(一人で食べられる)後片付けや洗濯・掃除をする日々が毎日続きました。4か月近くたち、今度は私が入院。妻一人では無理なので、病院の地域連携相談センターの社会福祉士等と相談したところ、家族で介護が難しいとき入院できる制度があることがわかりました。早速入院してもらいました。私がいくつもの検査をしたりしようやく退院。新型コロナ禍であり家族も面会できません。
母は、一か月余り入院しましたが少し痴呆があるようでした。家族との面会ができないことが原因と思います。歩くこともシルバーカーで5メートル以上歩けません。「要介護」になりました。退院と同時に老人ホームに入居してもらいました。
ベッドの他に車いすの貸与もしました。お金もかかりますが、食堂で3食食べられ見守りもしてくれ安心です。薬も心配なところがあり、薬局の訪問制度があり利用しました。ホームからデイサービスの利用も週2回行っています。歯医者の訪問制度や散髪の訪問もあり、助かります。
私たちは、交代で週2回掃除や洗濯ものの取り換えをし、時々医者に連れていく生活です。いろんな制度を利用してきました。それも多くの関係者に助けられてきました。それぞれの連携があり制度を利用できました。これは地元の新潟市秋葉区のことであり、他の市町村はわかりません。とにかく新型コロナ禍により制約があり困ったことです。早く終息を願っています。