あけましておめでとうございます。「ちょっとコーヒーブレイク(2018年6月5日)」でご紹介いただいた全労済新潟推進本部です。今回は、新潟県退職者連合の皆様へ3つのお知らせ」をさせていただきます。

1. くるまの補償 -「マイカー共済」が新しくなりました。ぜひお見積もりを!

 2019年1月よりマイカー共済を改定し、自動運転技術進展に伴う特約や先進安全自動車(ASV)技術を踏まえた被害軽減ブレーキ(AEB)割引の新設、自走不能な場合のレッカーけん引をはじめとしたロードサービス拡充等、様々な改善を図っています。全労済オリジナルの「最大22等級・64%割引」はそのままに、共済掛金を見直し、全体の掛金は引き下げとなります。契約条件により共済掛金が引き上げとなる場合もありますので、まずは見積もりをおすすめしています。今なら共済ショップでマイカー共済のお見積もり・ご加入いただいた方にオリジナルグッズをプレゼントするキャンペーンも実施しています。

 また、自賠責共済とセットで加入していただくと迅速な事故対応・お支払いだけでなく、自賠責共済掛金に含まれる損害調査費増加により、マイカー共済の掛金引き下げやサービス強化等の好循環につながります。自賠責共済(公的制度)が持つ「被害者救済機能の向上」という社会貢献の側面も意識して推進していきますので、より一層の安心にむけて、マイカー共済とあわせてご加入いただきますようお願いします。

2. いえの保障 -糸魚川大火の教訓。そして「無保障をつくらない」運動へ-

 古事記「奴奈川姫」の伝説が残り、姫を象徴する美しい翡翠の産地・糸魚川。その中心地で延焼が続き、至るところで炎が上がった大火から2年が経過しました。無残に変わり果てた街、茫然と立ちすくむ住民の姿、家がなくなった空間をじっと見つめる子供の表情等、現場審査時に胸を衝いた痛みを今もよく覚えています。被災者生活再建支援法上「風害(自然災害)」に該当するほどの惨事でしたが、個々の契約をみるとその殆どが必要保障(加入基準)額未満でした。これでは全額お支払しても生活再建に至らない。あるいは、火元ではないのに組合員が借金を抱えてしまう可能性がある。このことを「私達の呼びかけが弱かった結果」と猛省して、今、積極的に保障点検を展開しています。
 また、自然災害が多発する中で「内閣府(防災)からの重要なお知らせ」では、持家世帯の保険・共済の加入割合(建物のみ:内閣府試算「火災補償あり82%」「水災補償あり66%」「地震補償あり49%」)を公表していますが、裏を返せば、それだけ無保障者が存在するとも考えられます。せっかく保障を備えても転居や退職の際に解約し、気づかないうちに無保障になってしまう方もいるかもしれません。住まいる共済はいつでも見直しができます。退職後も継続できます。年間を通じた保障点検とあわせて「無保障をつくらない」運動を強化していますので、お気軽に全労済へお声掛けください。

3. 創立60周年を契機に新たな愛称 -2019年6月「こくみん共済coop」へ-

 多くの人々に親しまれる存在となるため、正式名称「全国労働者共済生活協同組合連合会」、略称「全労済」は変えずに、2019年6月からは新たな愛称「こくみん共済coop」になります。「総合生協」から「全労済」、「全労済」から「こくみん共済coop」へと変化しますが、新潟大火をはじめとする労働者福祉の歴史と運動を忘れずに、新潟県退職者連合の皆様が掲げる「個々の生活に役立つ活動」に貢献できるよう、今後も努力を重ねてまいります。引き続きのご支援・ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

以上