新潟地域退職者連合 事務局長

土沼 敏行

 

(その1:ウオークの会設立の巻)

 
 2016年4月に発足した石山地区のウオーキングの会、正式名「石山地区 火曜・金曜ウオークの会」に入会させて頂きました。これは東区役所が「のばそう健康寿命」をスローガンとして2016年2月より4月までの3か月間、4回の健康ウオーキング教室を受講した後、地域別に自主グループのウオーキングの会を作り、活動するとしたものでした。
 
 このことは、新潟市8区の中で東区の住民のメタボの数値が一番悪く、併せて健康に関する調査結果が思わしくなかったことが判明したことで、東区役所として対策を取る事となったとの説明を受けました。特に山ノ下地区と石山地区が頭一つ他の地区を圧倒していたという事でした。私的には残念至極でありました。というのも現役時に勤めていた会社の所在地が山ノ下地区であったこと、そして現住所が石山地区ということで個人的に責任の一端を感じました。そうしたこともありウオーキング教室に通い、ウオーキングの会にすんなりと入会しました。
 
 石山地区という事でしたが初めて会う方ばかりで最初はさすがに緊張した事を覚えています。集まったメンバーで最初に会長を決め、その後、会の名前や活動日等を決めました。その結果、活動日は第1火曜日と第3金曜日とし、そこから会の名前が正式に「石山地区 火曜・金曜ウオークの会」と決まり、通称「火金ウオークの会」として、活動を開始しました。
 
 メンバーは男性5名、女性9名の14名でスタートしました。私が一番若く、私から見てお兄さん、お姉さんばかりで自然と皆さんについて行く事となりましたし、運推さん(※)のご指導通りに動くことが無難と感じました。メンバーの中には、日本100名山の全名山を踏破したお姉さんと98名山まで踏破とお姉さんがおり、意外と結構中身のある会なのかと思いました。そして、参加されている皆さんは話題に事欠かない情報量を持っており、歩きながら聞いていると、色々と教えてもらう事が多くあります。
 

「潟めぐりスタンプラリー」参加時の一枚(2017年・新潟市主催)

 
 話題の中身は、政治・経済や県知事・市長の話から芸能人の不倫話や、アルビが又負けたとか、どこどこのあの店は美味しいとか、歩いている道端に咲いている花の名前は何とかだよ、こっちの花は軽く湯通ししてお浸しが良いとか、あの花は天ぷらにすると簡単で美味しく頂ける等々、本当に何でも良く知っているメンバーが多く感心するばかりです。
 
 2016年4月11日(月)。晴れて火金ウオークの会の活動第一日目を迎えました。行先は秋葉区の運推さんの企画で新津川と能代川の分流工事の完成を記念して作られた「分流記念公園」で水仙を見て歩くという事でJR東新津駅に集合し、秋葉区の運推さんの指示に従い歩き始めました。最初からハードルが高く、約15.6Kmも歩く事となり、自宅からJR越後石山まで往復3.2kmwで全体で18.8kmも歩いたことになり、先行きが不安になった事を思い出します。
 
(※)運推について
運動普及推進協議会とは、運動ボランティア養成講座を修了した運動普及推進委員の方々で構成されており、2020年4月1日現在169人が登録されています。
運動普及推進委員を通称「運推さん(うんすいさん)」と呼び、各ウオークの会の良き助言者であり、各々の活動にも同行し、色々な角度からサポートをして頂いています。
 
(その2:ウオークの活動の巻)に続く