新潟県退職者連合 幹事(三菱ガス化学労組高齢者協議会会長) 中村 眞紀男
とにかく無い、何が?雪がです。64歳で退職してすぐに「電気管理」の仕事を始めて8年目に入ります。
仕事内容は主に「高圧キュービクル」の点検です。例年、冬場は新発田市の山に近い所はそのキュービクルが吹き溜まりで雪かきをしないと扉も開けられない状態になります。特にひどいのは紫雲寺ゴルフ場近くの「太陽光発電所」の点検です。
ここは国道から内陸に入った河岸段丘の畑の中にあり、冬場は国道から農道には入れません。轍が全く無い。雪をかき分けて片道25分歩くしかありません。地吹雪の時は最悪です。それが今年はスイスイです。記録的暖冬です。
オーストラリアは今、真夏。そこでの気温は50℃近くになるといいます。ガソリンツリーと言われている燃えやすいユーカリが全土で燃えています。
アメリカの北東部では「サスペンスとホラーに満ち溢れた冬」と予測されています。冷え込みがすざまじい様です。地球の気象のカオスがどんどん増していると感じています。
駄文が長くなりました。
ここで話を変えて「安倍サンの美点」について考えてみたい。
一番の長所は義理堅く情に厚い(但し自分を褒めたたえ尊敬する人に限る)自分に近い人を能力とは関係なく大臣に引き立てる。マコトに義理堅い。
社会の基本が全く分かっていない発言を繰り返しても「任命責任は私にある」とその都度かばってくれる。
国会質問でも世間では非常識と言われる様な答弁をしてまで守ってくれたり、公文書を書き替えたり、都合の悪い文書を捨て(た事にし)てまで「忖度」してくれる官僚には確実に出世を保証してくれる。
「桜を見る会」にいわゆる「反社勢力」の皆さまがお客として参加している事が分かるとそれまでの「反社」の定義まで閣議決定であいまいにしてあげる。マコトに情に厚い。
野党の質問にも動ぜず、都合の悪い事には答えず、官邸の人材を利用してNHKやマスメディアも篭絡して上手く政治を廻して行っている。その功績は支持率が40%もあるというのが凄いことなのだ。・・・・・・
しかし自分も生身の人間、衆院予算委員会での安倍サンの逃げ廻る答弁、説明拒否の連発にははらわたが煮えくり返る。嘘と隠ぺい、忖度の政治を何時までも続けさせてなるものか、野党共闘で徹底的に追求し、次の総選挙で野党統一候補の100人の当選を実現させようではないか。
幸い、わが新潟では前の参議院選挙で「忖度」議員を打ち破った実績もある事なので。