気になる絵
新潟県退職者連合 事務局長 齋藤由宣
11月2日(土)、3日(日)と労働安全衛生の研修会に参加した。全国から全体で80人ほどの規模であった。3日の正午で終了であったが、友人が(私よりの先輩であるが)もう一泊するからと・・・「えっ、帰らないのか。」夕方飲むことにしたが、半日時間がある。
どこに行こうか?前に北方博物館を案内したことがあったので、今回は弥彦にした。世の中の情勢に?疎くなったのか、そうだ、世の中3連休なのだと気がついた。案の定、弥彦は渋滞。急遽寺泊に変更したが、ここも渋滞。やっとの思いで「海鮮丼」にありついたが、これから何処にと考えた・・・
そうだ噂の「国上寺」へ行こう。ここも駐車場がほぼ満杯。国上寺は、「ミイラ」で有名だったと記憶しているが、マスコミで、この寺の壁画(戸?に絵を描いたもの)に市の文化財何とか言うところが、文句を言っているらしいと報道があった。この寺は市の文化財に指定されている。(旧分水町)「文化財にふさわしくない絵」といういことらしい。撤去しないと文化財指定を取り消されるのか不明だが、寺側は撤去するつもりはないらしい。どうなるかは当事者間に委ねるしかないと思うが、一度見てみたいと思っていたので、拝見する。
結構、見に?きている人がいる。隣でみていたご夫婦か?
旦那らしき人が「これか!この絵が問題なのかな?」
奥さん?曰く「この絵がどうかしたの?」
旦那「エロっぽいだって」
奥さん「どこが!」
旦那と目が合い、思わず一緒に笑ってしまった。
絵をどう評価するかは、人それぞれ違うと思うが、「文化財にふさわしくないという判断基準」は何か?凡人にはわからない。伝統の考え方もいろいろあるようだが、かたくなに伝統そのものを守るという考えと、伝統を大切にしながら新しいものを加えていくとかという考えもあるようだが、・・・
この絵を見てどう思いますか、是非、国上寺に行ってじっくり見てください。
ここに、ちょっといい「つり橋」があるので案内したら、友人はどうやら高所恐怖症らしい?ちょっと面白いのにと思いながらパスした。
大河津分水路が見渡せたので、この前の水害の説明をした。「もうちょっとで、堤防越えをするところだった」と。友人曰く「こんなに広いのにか?」彼は太河のない?香川の人です。
災害はないのがよいのだが、雪害、台風、水害、地震のなど心配だ。