新潟県退職者連合 会長 齊藤由宣

 新年あけましておめでとうございます。

 会員の皆さまは、新たな気持ちで新年を迎えられたと思います。

 新型コロナウイルスパンデミックから3年が経過しましたが、未だ、終息の見通しがありません。今年も感染対策を続けながら活動していきたいと思います。

 また、昨年はロシアによるウクライナへの軍事進攻があり、天然ガスの供給が止まり、世界各国でインフレ状態となり、物価上昇が止まらない状況が続いています。

 新潟県退職者連合は昨年結成30周年を迎えましたが、感染症対策のため祝賀会を控えました。今年の7月予定の大会で結成30周年の懇親交流会を開催したいと思います。詳細は幹事会で決めていきます。

 岸田政権は、中国による領海侵犯や、また、台湾やウクライナ情勢などを理由に、防衛費の大幅な増額を進めており、本来、東北の復興に使用されるべき「復興特別所得税」から2000億円を拠出してようとしています。そもそも、なぜ、防衛費を増額しなければならないのか、国民に丁寧な説明が必要と考えます。

 今年の4月には統一自治体選挙が実施されます。住みやすい暮らしの充実を求め、各産別・地域で選挙を取り組みましょう。

 高齢化社会に突入していますが、社会保障制度の充実を目指して、今年も活動を継続していきましょう。2024年度に、年金や介護の制度改定があります。今年からその議論が始まると思いますので、日本退職者連合に結集して社会保障制度の充実のための取り組みを全体で進めましょう。

 会員の皆さまのご活躍、ご健勝を祈念して新年のごあいさつとします。