- 日 時:2022年11月14日(月)午後2時から
- 場 所:新発田市 金子屋別館
- 参 加 者:代議員など36人
- 報 告 者:県退職者連合 齊藤 由宣
Ⅰ 総会
コロナ禍のため今年も参加人数を絞っての開催。
森副会長(新退教)の司会で進行。
議長に高野代議員(自治退)を選出し総会を開催。
渡部会長 あいさつ
今春のウクライナ戦争に始まり、北東アジアにおける緊張の激化と軍備増強の動向、夏の参院選では元祖「市民とオール野党」が担った森ゆう子さんの落選と安倍元首相の銃撃事件、その後の旧統一教会問題など内外とも歴史を画するような一年となりました。
一方、高齢者を取り巻く環境も、年金、医療、介護など生活を脅かす事態となっています。結束を一層強化し、平和と民主主義、生活の安定のため前進しましょう。
早川連合下越地域協議会事務局長 あいさつ
メーデーの開催が3年間開催されていない。連合結成から32年、その間組合員は16万人から10万人に減少した。組織拡大が急務。
2023年の春季生活闘争では本部は5%の賃上げを掲げ、経団連もベースアップをするよう働きかけているが、その背景には物価高が影響している。
細木ろうきん新発田支店長 あいさつ
警察と共同で、特殊詐欺被害防止対策を実施している。パンフを作成し注意喚起をしている。
ガチャポンとチャリティーを合体した「ガチャリティポン」で地域貢献している。地域の福祉施設からガチャポンに入れる商品を仕入れ、ガチャポンで1回200円で購入していただき、そのお金は「フードバンクしばた」へ全額寄付をしている。本日お持ちしますので、社会貢献してください。
【総会・研修会終了後には30個ほど利用があった模様】
田中こくみん共済coop新潟第2支所長 あいさつ
8月の水害では、約2000万円の給付をしました。加入者の6割が災害共済に加入していましたが、残念ながら4割の人は火災共済のみの加入でした。災害時でも家の復旧のために是非、災害共済にも加入してください。
小坂事務局長の提案で、活動報告、会計報告、会計監査報告、活動方針、2023年度予算、役員体制など可決し、新役員紹介の後、総会を終了した。
総会の後、休憩を取り、研修会を開催した。
Ⅱ 研修会 “足趾(そくし)は健康づくりの源”
講師 桜美林大学名誉教授 阿久根英昭氏
超高齢社会における日本の深刻な(介護)課題
2020年国民生活基礎調査の推計によると、要介護者の数は2020年で238万人、そして2050年には2倍の401万人に増加し、10人に1人が介護を受ける。
超高齢社会での要介護高齢者の急増という深刻な課題を解決するためには、関接疾患や転倒骨折など運動器障害による要支援者を減少させることが急務である。
厚生労働省では解決策として、転倒しないための体力を養い健康寿命を高めることを目的とした「健康日本21」を国策として2000年に開始し、全国各自治体独自の積極的な取り組みが行われている。
神秘的とも思える人間の足の役割り
相模原市の高齢者を対象とした、「足元からの健康づくり教室」を11年間担当してきた。足に特化した取り組みは、「両足でわずか2%の面積で全身を支え、すべての行動の起点であり健康づくりの源である」
健康的な足づくりのための足趾運動
転倒予防のための健康的な足づくり運動として、
- 足趾の機能を高める「グー・パー足指運動」
- 足指力を高める「タオル引き寄せ足指運動」
- 足関節の柔軟性を高める「プッシュアップ足運動」
- 足裏全体を着き足趾で蹴り出す「S字歩行」
を紹介されました。
日頃歩く時も足裏全体を着いて最後に足趾で蹴り出すことを意識するだけで、転倒しない丈夫で健康的な足が形成されるのです。
足首のねじれは、骨盤がねじれているからです。バランスのとれた歩き方、足指を進行方向へ向けて歩くことが大切です。
この人は性格がねじれていますとのこと?
いやいや、足のバランスが悪い見本だそうです。
骨盤がねじれているそうです。
足指どこに?
ちなみにこの人は・・・
転倒しないための体力を養い、健康寿命を高めるために、日ごろから散歩しましょう。足裏全体を着いて最後に足趾で蹴り出すことを意識し、歩きましょう。
以上