• 日 時:10月23日(日)9時45分~
  • 場 所:柏崎市「新潟工科大学」他
  • 参加者:県退連 斎藤会長他 29名参加

 

≪午前の部≫:記念講演 講 師:医師・作家 鎌田 實 氏  

テーマ:地域で命を支える

~健康づくり・絆・助け合いを考える~

【講演要旨】

 今年のフォーラムは、医師で作家の鎌田實氏を迎え「地域で支える健康づくり・絆・助け合いを考える」と題して記念講演が行われました。テーマは「地域で命を支える」で前半は「健康づくり」、後半は「絆」「助け合いを考える」であった。

 前半では、慢性炎症(サイレントキラー)から起こる動脈硬化・脳卒中・心筋梗塞・糖尿病・脂肪肝・認知症・鬱病・がんを防ぐには野菜を一日350グラム摂取して抗酸化力をつけることや筋力をつけることが必要と言うことであった。農業県である新潟県民の野菜摂取量は平均300グラムで目標より50グラム足りないとのことであった。

 また、筋肉をつけるには、「ウォーキング」「スクワット」「ストレッチ」などが良く、「ウォーキング」は、一日8千歩程度で歩行中にスクワットを絡めて行う、歩行は「大股歩き」「速足歩き」「ゆっくり歩き」を3分位の繰り返しで行うことが良く、多く歩くことが必ずしも良いとは限らないという話を聞いた。

 後半は、先生が関わったボランティア(チェルノブイリの医師団の派遣・イラクの小児病院医療支援・ウクライナ避難民支援)など様々な報告を聞き、その中で「絆」「助け合い」の重要性を感じた。(中越地域退職者連合 髙峰 正俊の「どっこい甚句」寄稿文を抜粋)

 

≪午後の部≫:8つのセッションから希望するセッションで研修があった。