下越地域退職者連合

第21回定期総会

◎ 日 時  2018年12月 5日(水)

◎ 場 所  豊 谷 殿 (新発田市諏訪町)

次    第
1. 開会あいさつ
2. 議長選出・あいさつ
3. 会長あいさつ
4. 来賓あいさつ
 1) 新潟県退職者連合
 2) 連合下越地域協議会
 3) ろうきん新発田支店
 4) 全労済新潟推進本部新潟支所
5. 議事
 1) 2017年度活動報告について
 2) 2017年度会計報告について
 3) 2017年度会計監査報告
 4) 2018年度活動方針(案)について
 5) 2018年度予算(案)について
 6) 2018年度役員体制について
 7) その他
6. 議長退任・あいさつ
7. 閉会あいさつ

1.2017年度活動報告について

① はじめに、本年7月「自治体戦略2040構想研究会(総務省)」が「人口減少下において満足度の高い人生と人間を尊重する社会をどう構築するか」をテーマに第2次の報告を行った。報告では、「我が国は既に2008年から人口縮減期に入った。2040年頃には団塊ジュニア世代(年間出生数は200~210万人)が65歳以上となる一方、その頃に20歳代前半となる者の数は団塊ジュニア世代の半分程度にとどまる(2017年出生数は95万人)。我が国の社会経済に迫りくる労働力の深刻な供給制約は、もはや避けがたい社会経済の前提条件であるといえる」このことで、「自治体の職員は関係者を巻き込み、まとめるプロジェクトマネージャーとなる必要がある。自治体においては、公共私を支える人材の確保・育成が重要な課題となる。これに対応して、ワークライフバランスやワークライフミックスを実現しやすい地方圏においては、定年後だけでなく定年前から、新たな活躍の場や豊かな生活環境を求める人材が移住しやすい環境を整備していくことが重要である」として、「自治体が住民サービスを安定的に提供するためには、AI(人工知能)やロボティクスの活用などで量的にも質的にも困難さを増す課題を突破できるような仕組みを構築する必要がある」としています。

また、「平成30年版高齢社会白書(内閣府)」では、「地域における包括的かつ持続的な在宅医療・介護の提供するためには、高度急性期医療から在宅医療・介護までの 一連のサービス提供する医療提供体制を整備するとともに、国民が可能な限り住み慣れた地域で療養することができるよう、医療・介護が連携して地域包括ケアシステムの実現を目指すことが必要である」としています。

しかし、核家族化の進展等で「一人暮らし老人」や「老老介護」と言った状況は拡大しています。また、国民保険や介護保険があるとはいえ十分な医療や介護が行き届いているとは思われません。

住み慣れた地域で自分らしい暮らしの中で尊厳をもって人生を送ることの課題は山積みされたままです。

② 政治活動について、「新潟知事選挙」は突然の米山隆一知事辞任により、行われました。連合新潟は第7回執行委員会(5/15)において現県議会議員の「池田ちかこ氏」を推薦。これを受け各単組でも精力的に選挙戦を戦いました。また、任期満了に伴う「胎内市議会議員選挙」及び「新発田市長選挙」が行われ、胎内市議会議員選挙では、連合が推薦した2名が当選しましたが、第12回連合新潟執行委員会(10 /12)で推薦を決定した新発田市長候補「小林誠氏」は善戦するも訴えが届かず敗北となりました。

[各種選挙結果]

・新潟県知事選挙開票結果

     池田ちかこ 前新潟県議    509,568票

   当 花角 英世 前海上保安庁次長 546,670票

     安中 聡  前五泉市議     45,628票

・胎内市議会議員選挙

   当 薄田 智             1,624票 

   当 渡辺 宏行            1,087票  

・新発田市長選挙

     小林 誠  前新発田市議    17,400票

   当 二階堂 馨 現市長       26,292票

 ③主な取り組み

2017.11.09 第20回定期総会(豊谷殿)

2017.11.24    第14回囲碁大会(五十公野コミニティセンター 15人参加)

2017.12.05    県退職者連合拡大幹事会、(ガレッソホール)

2018.02.27    県退職者連合幹事会及び研修会(ガレッソホール)

2018.04.20    第15回囲碁大会(五十公野コミニティセンター 16人参加)

2018.04.28  第89回五泉地区メーデー参加

2018.04.29  第89回阿賀野地区メーデー参加

2018.05.01  第89回新発田地区、秋葉地区メーデー参加

2018.05.24    県退職者連合幹事会及び研修会(地域連合合同会議)(ガレッソホール)

2018.06.10 新潟県知事選挙

2017.07.24    第26回県退職者連合定期総会(ガレッソホール)

2018.06.10 胎内市議会議員選挙

2018.10.10 県退職者連合第1回地域組織代表者会議(ガレッソホール)

2018.11.18 新発田市長選挙

2018.11.27    幹事会(駅前総合生協2F会議室)

④ 各組織定期総会日時及び会員数 

5月11日 : 新退教           ( 230人)

6月15日 : 高等学校退職者の会     ( 68人)

6月20日  :  県職労退職者の会  東蒲支部 ( 53人)

6月30日 : 県職労退職者の会 北蒲支部 ( 468人)

7月14日 : 全国有林退職者県協議会      (  22人)

7月21日 : 新発田市退職者会      ( 272人)

7月27日 : 五泉市職退職者会        ( 300人)

8月07 日  : 農水省退職者会        ( 36人)

8月25日 : JP労組新津支部退職の者  ( 75人)

9月16日 : JP労組下越支部退職者の会 ( 290人)

11月05日 : 阿賀町職退職者会           ( 111人)

11月12日 : NTT労組退職者の会       ( 60人)

2.2017年度会計報告

①【一般会計】 (2017年7月1日~2018年6月30日)

【収入の部】 単位=円

項  目 2017年度予算 2017年度決算 摘    要
助成金 120,000 120,000 県退職者連合より
 雑収入 預金利息
繰入金 30,000 30,000 阿賀南地域高齢協より
繰越金 77,573 77,573  
合  計 227,580 227,573  

【支出の部】 単位=円

項  目 2017年度予算 2017年度決算 摘    要
総会費 100,000 91,540 懇親会費 
幹事会費 5,000 900 幹事会会議室使用料
諸会議費 10,000  
幹事等 旅費 10,000 新発田市外 車代 (KM:30円)
印刷費 10,000 2,835 総会印刷代
通信費 10,000 1,640 切手代
学習会費 10,000  
雑 費 20,000 20,000 囲碁大会2回
予 備 費 52,580  
合  計 227,580 116,915  

次年度へ繰越

【収入】227,573円【支出】116,915円=110,658円

②【特別会計】 (2017年11月9日~2018年6月30日)  

                                    【収入の部】 単位=円

項  目 2017年度予算 2017年度決算 摘    要
繰入金 200,339 200,339 阿賀南地域高齢協より
雑入 10 預金利息
繰越金  
合  計 200,349 200,339  

【支出の部】 単位=円

項  目 2017年度予算 2017年度決算 摘    要
旅費 50,000 5,660 車借上げ料 km:30円 公共交通使用料(実費)
予 備 費 150,349  
合  計 200,349 5,660  

次年度へ繰越

【収入】200,339円【支出】5,660円=194,679円

3.2017年度会計監査報告

規約第10条5項に基づき、2017年度の会計監査を実施いたしましたので下記のとおり報告いたします。

   1.実 施 日:2018年12月5 日(水)

2.対象期間:2017年7月1日~2018年6月30日

   3.監査物件:金銭出納帳および普通預金通帳

   4.監査事項:上記監査物件について、その正確さ妥当性について

          通常必要とする手続きにより監査いたしました。

   5.監査結果:会計処理および関係書類の整理は適切と認めます。

                  2018年12月 5 日

会計監査 井上  力 印

会計監査 坂井 雅人 印

4.2018年度活動方針(案)について

1)第4次安倍改造内閣は、「実務型の人材を結集した。あすの時代を切り開くための全員野球内閣だ」とするも、第3次内閣同様「神道政治連盟議員懇談会」の会員がほとんどであり、今臨時国会において憲法改正(案)の提出を目指す「シフト野球内閣」です。

憲法改正論議は国民的論議が必要です。一部の改憲派の議論による強行突破はあり得ません。国民的慎重かつ深い論議を求めます。

2)6月、花角新知事が就任しました。選挙期間中は柏崎刈羽原子力発電所の再稼動について、「(米山隆一前知事時代の福島原発事故に関する)3つの検証を継承」と「県民の意向を尊重(県民投票!)」を繰り返し県民に訴えています。公約が守られるよう引き続き声を発し、地域の安全と原発に依存しない社会を求めます。

3)人口減少と少子化及び高齢化の3つが同時に押し寄せています。そんな中でも「誰もが安心して働き暮らすことができる地域社会の構築」が問われます。社会保障など生活に欠かすことの出来ないサービスは、必要とする全ての人に届けられなければなりません。制度の谷間で困っている人に寄り添い、貧困生活苦に陥ることのない包括的な社会の実現を求めます。また、地域の協働を進めるとともに、私たちが所属する労働組合と言う幅広い関係を土台に、積極的に地域社会の貢献をめざします。

4)疾病や加齢による日常生活能力が低下しても、住みなれた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることが求められています。そのためには、住まい、医療、介護、予防、の生活支援が一体的に提供される「地域包括ケアシステム」を住民と共に作り上げることが必要です。とりわけ、医療制度と介護制度の連携を求めます。また、雇用と所得の安定と年金・介護・医療など社会保障の充実をめざします。

5)具体的取り組みについて

  • 平和と民主主義を守るため安保法廃止の声を発し続け、多くの仲間と連携し、二度とあやまちを繰り返さない国づくりをめざします。
  • 平和憲法を守り、立憲主義と憲法を活かすことを求めます。
  • 東京電力柏崎刈羽原発の安全性の立証と実効ある避難計画がない限り再稼働はありません。原発に依存しない社会を追求します。
  • 年金・医療・介護などの改善充実を目指し、中央、地域退職者会と一体となり取り組みます。また、学習会を開催するとともに「地域包括ケアシステム・介護保険制度にかかわる要請書」を下越各市長及び町長宛てに提出をめざします。
  • 2018年4月、新たに第7期介護保険事業計画がスタートしました。実効ある計画となるよう取組みます。
  • 連合新潟(下越地協)との連携を強化し、運動の前進をめざします。
  • 地区労福協や「ライフサポートセンター」には、経験・知識・技術などを活かし、連携と協力を図ります。
  • 労働金庫・総合生協と引き続き連携を強化し、生活の安全安心を確保するため積極的な利活用を図るとともに、労福協運動の発展に協力します。
  • 県退職者連合や参加組織との連携を密にすると共に、未加盟組織の組織化を図ります。また、地域社会の発展にむけ市民協働の担い手として行動します。
  • 参加組織の交流と友好を図るため、引き続き総会後の交流懇親会の開催、囲碁大会などレクリエーション大会を開催します。
  • 来春予定される「地方統一選挙」及び「参議院選挙」は、連合新潟及び所属する各単組(上部単組等)と情報を共有し、フットワーク良く最大限に取り組みます。

5.2018年度予算(案)

1)【一般会計】   (2018年7月1日~2019年6月30日)

【収入の部】 単位=円

項  目 2017年度予算 2018年度予算 摘    要
助成金 120,000 120,000 新潟県退職者連合より
雑収入 預金利息等
繰入金 30,000 阿賀南地域高齢協より
繰越金 77,573 110,658  
合  計 227,580 230,660  

【支出の部】 単位=円

項  目 2017年度予算 2018年度予算 摘    要
総会費 100,000 100,000 懇親会助成
幹事会費 5,000 5,000 会議室使用料等
幹事等 旅費 10,000    5,000 車借上げ料 km:30円 公共交通使用料(実費)
諸会議費 10,000 10,000 会議参加費等
印刷費 10,000 5,000 印刷代
通信費 10,000 5,000 切手代
学習会費 10,000 10,000 学習会・交流会助成等
雑 費 20,000 20,000 囲碁大会 2回
予 備 費 52,580 70,660  
合  計 227,580 230,660  

2)【特別会計】   (2018年7月1日~2019年6月30日)

【収入の部】 単位=円

項  目 2017年度予算 2018年度予算 摘    要
繰入金 200,339 阿賀南地域高齢協より
雑入 10 預金利息
繰越金 194,679 前年度より
合  計 200,349 194,680  

【支出の部】単位=円

項  目 2017年度予算 2018年度予算 摘    要
 旅費          50,000   50,000         車借上げ料 km:30円 公共交通使用料
予 備 費 150,349 144,680  
合  計 200,349 194,680  

72018年度役員体制について(2年任期の前期)

役職名 氏  名 組    織
顧 問 中川 三七 全港湾新潟支部退職者の会
会 長 中野 昭一 全日本自治体退職者会 新潟県職労退職者の会 北蒲原支部
副会長 渡部 良一 新潟県高等学校退職者の会 新発田・村上支部
有田  好 新潟県退職教員連絡協議会 北新支部
竹部 富美男 NTT労組退職者の会
事務局長 小坂 博司 全日本自治体退職者会 新発田市退職者会
幹 事 菊田 正喜 新潟県高等学校退職者の会 新発田・村上支部
森田 正志 JP労組下越支部退職者の会
片桐 文和 新潟県農林水産省退職者の会 北越地区
澁谷 正訓 全日本自治体退職者会 新発田市退職者会
吉野 昌次 全国有林退職者新潟県協議会 
五ノ井 充啓 阿賀町職員労働組合退職者会
二宮 修一 JP労組新津支部退職者の会
山崎 久雄 五泉市職員労働組合退職者会
齋藤 正美 新潟県退職者の会  東蒲原支部
長谷川 昭志 五泉市職員労働組合退職者会
伊藤 豊一 JP労組新津支部退職者の会
会計監査 井上  力 新潟県退職教職員連絡協議会 北新支部
坂井 雅人 全日本自治体退職者会 新発田市退職者会

資料1

下越地域退職者連合規約

第1条(名称及び事務局)

この会は、下越地域退職者連合(略称:下越地域退職連)と称し

(以下地域退職連という)事務局は新発田市本町1-1-6総合生協会館内連合下越地協事務所に置く。

第2条(構 成)

この会は、主として連合新潟傘下の労働組合によって組織された退職者並びに目的に賛同する組織によって構成する。

第3条(目 的)

この会は、退職者の福祉増進を目的とする。

第4条(加入及び脱退)

1.この会は、団体加入を原則とし、加入・脱退は文書による届け出により、幹事会の承認を要する。

2.第2条の組織が未結成に場合は、結成までの間、連合新潟の構成組織を窓口として加入することができる。

第5条(機 関)

この会に、次の機関を設ける。

1.総 会

2.幹事会

第6条(総 会)

1.総会は、この会の最高決定機関であって、役員と代議員で構成し、1年に1回会長が召集する。但し、幹事会が必要と認めたときは、臨時に総会を開催することができる。

2.総会は、予算・決算・役員選出・規約の改廃等重要案件を審議、決定する。

3.会議の議長は代議員から選出する。

4.代議員は参加団体から最低1名とし、加入組織人員に応じて増員し、その基準は幹事会で定める。

第7条(幹事会)

1.幹事会は、この会の執行機関であり、会計監査を除く役員によって構成し、随時会長が召集する。幹事会の議長は会長があたる。

2.幹事会は総会の決定に従い、その活動方針を具体的に企画・立案すると共に、日常業務を執行する。

第8条(会議の成立及び議決)

会議は構成員の3分の2以上の出席で成立し、出席者の過半数以上の賛成で議決する。

第9条(役 員)

1.会  長  1名

2.副会長   若干名

3.事務局長  1名

4.幹  事  若干名

5.会計監査  2名

第10条(役員の任務)

1.会長は、この会を代表する。

2.副会長は、会長が事故あるとき代行する。

3.事務局長は、業務を執行する。

4.幹事は、業務運営に参画する。

5.会計監査は、会計を監査し総会に報告する。

第11条(役員の選出及び任期)

1.役員は総会で選出し、任期は2年とする。但し再任は妨げない。

2.任期途中の役員交代は幹事会で確認し、後任者の任期は前任者の残存期間とする。

第12条(財 政)

この会の経費は、助成金・寄付金・その他で賄う。

第13条(会計年度)

この会の会計年度は、7月1日から翌年の6月30日までとする。

附 則

1.この規約の改廃は総会で行う。

2.幹事会は、必要に応じて内規を定めることができる。

3.この規約は1998年4月26日より施行する。

4.2006年10月 1日一部改正。

5.2015年10月27日一部改正。 

6.2016年10月28日一部改