情報化社会になり思う

古俣 正樹

 昭和時代に生きた我々は、現代のスピードの変化についていけない世代の一人になりました。
昔の電話から、ポケベル、携帯電話、第三世代機の普及、パソコン、インターネット商法と、情報化時代に乗り遅れまいと、必死に努力した一時期がありました。
しかし、小生の能力ではパソコンも携帯電話も、やっと覚えたと思っても、翌日には使い方を忘れ、孫に聞いた方が早いとの結論になり、パソコンも携帯電話も使いこなせず諦めました。
新聞、ラジオ、テレビ等で世界中の情報が、その日のうちに報道されるようになり、電話がアナログからデジタルに変更になるとのことを、想像していたころが懐かしい。
携帯電話が進化して、我々には使いこなせない時代となり使用をやめました。
長男夫婦、孫たちと同居していますが、すべてスマホに頼り、家族の会話もあまりなく、高校、大学の孫たちの生活情報も解らず、危惧している昨今です。昔の、賑やかな家族生活に戻りたい心境です。
学校教職員との懇話会に参加して、意見交換する機会がありますが、常に、生徒のスマホ・メールの話が話題になり、防犯上どうなるのか心配です。
物流も、店舗販売より無店舗販売や、インターネット商法に変わりつつあり、将来が想像できません。
20世紀に生きた我々は、ストレスをためず、健康寿命を伸ばし、生きる楽しみを味わいましょう。