健康寿命を考える
阿部 輝雄
私事ながら来年古希を迎える年齢となった。70歳がこんなにも早くきてしまうのかと今更ながら「光陰矢の如し」を実感している。厚労省は、今年7月、2015年における日本の平均寿命を発表した。男性が80.79歳、女性が87.05歳と、世界のどの国もこれまでに経験したことのない高齢化社会を迎えているという。
一方で、入院したり介護を受けたりせずに、日常生活を過ごすことができる期間を示した「健康寿命」は、男性が約71歳、女性が約74歳で平均寿命との差は、男性で約9年、女性で13年とのこと。
そんなことから、70歳を目前にした今、「介護などを必要とせず健康でいられる期間」をどれだけ長く維持するかがこれからの目標となる。「いかに健康で過ごすことのできる期間を長く保つか」「そのために日常生活で何が必要か」などがこのところの関心事の一つになっている。
健康維持のための様々な情報が氾濫している中で、今実践していることは、運動面では市の体育館で週3-4回は「汗を流すこと」と食事面では、「節酒」と「腹八分目」を励行している。
体調もよく、長く続けていこうと思う。そして自分自身の健康寿命を1年でも2年でも伸ばしたいと決意を新たにしているところです。