新潟県退職者連合 幹事

(JAM新潟)

山田 修

 横田めぐみさんが、「行方不明」(拉致され)になって間もなく50年になる。
父の滋さんが2020年6月に87歳で亡くなり5年、母の早紀江さんは今年2月4日90歳の誕生日を迎えた。
現在、政府認定の拉致被害者の親世代は、早紀江さん一人になった。
2002年10月15日、5人の拉致被害者が帰国してから25年が経過したが、以降一人の帰国も実現していない。
歴代の自民党総理、とりわけ安倍総理は最優先課題と言っていたにもかかわらず、強く取り組む姿勢を示したものの、前述のように全く前進していない。
しかし、とかく評判の悪いと言われていた民主党政権であるが、松原担当大臣はモンゴルで横田滋・早紀江さん夫妻と、めぐみさんの子ども「キムウンギョンさん」孫娘との面会を実現させた。
一方の自民党は、「ブルーリボン」さえつけていれば、拉致問題に一生懸命だと思っているのだろうか。本当に、拉致問題を解決する意気込みがあるのであれば、官房長官などを担当大臣にすべきではなく、専任大臣を置いて拉致問題の解決に向けるべきであろう。
私は、過去何度か繁華街での署名に協力してきた。残念ながら、拉致問題に対する国民県民的な盛り上がりは低いのではないかと思う。
この反省を踏まえ、昨年7月わが町内会で「再会を誓う同級生の会(代表・池田正樹)」さんを招き支援の集会を開催した。
当初、住民を集めることができるか不安でしたが、会場は立錐の余地もなく60名を超える人が集まった。
池田さんに聞いたら、「自治会」レベルの会合は初めてだといい、なかなか地域に入ることができないといっていた。学校に行って協力を求めても良い返事をもらえないという。
拉致問題を知らないことが大きな要因の一つ、と参加したもう一人の「教員」が言っていた。
このようなことから、県退職者連合から「拉致問題」の前進に向け、力を貸していただきたい。