トラブルなトラベル(旅行)
齋藤 由宣
「旅行はトラブル続きだから、トラベルという」先輩がよく言っていた。辞書にも掲載されているとか?ひょんなことから台湾旅行をすることとなった。まさに、トラブル続きだった。
初日。自宅からJRの駅に着いたものの、人身事故で最大60分以上の遅れの案内放送。唖然、新幹線に間に合わない、駅員に確認したら、ギリギリ間に合うとの返事が返ってきた。新潟駅では一応ダッシュ。息を切らして新幹線に乗り込む。メンバーの一人も息を切らしていたが、コーヒーを飲んでいて時間を忘れていたとのこと。2分もしないうちに発車。先が思いやられそうだ。
台湾ではいくつかの観光地(寺院等)をまわったが、ある所で、衛兵の交代式があり見入っていたら、バッグのファスナーが開いていた。閉め直して交代式を最後まで見た。その後。地下鉄に行き、ホームについてバッグを見たらまたファスナーが開いていた。中を確認するとなんと財布がない。落としたか、掏られたか・・・不明。2000台湾ドル(約7000円)を入れていたが、ショック。
路線バスで地方に遠出をしたが、乗り継ぎのバス停がわからない。山のテッペンまでタクシーで行き、その車を返してしまったが、観光終了後、駐車場に戻ると1台のタクシーも見当たらない。などのこともありましたが、その都度。台湾の優しいひと達に大いに助けられました。感謝・感謝。トラブルでも楽しいのが旅行。皆さんもトラブルを楽しみませんか?