新潟県退職者連合 幹事
(新潟交通グループOB会)

岩佐 悦子

 旅行が好きで夫婦で良くクルマで旅に出ます。愛車はワンボックス型のキャンピングカーで長年愛用しており、走行距離は20万キロを突破しクルマをどうしようかと悩んでいる時期です。
 
 今回は瀬戸内沿岸を周る旅行で、新潟をスタートし神戸から淡路島に渡り徳島・香川・愛媛へ、しまなみ海道を経て広島から新潟に戻る計画です。思い出の一幕は、新潟を出て2日目明石海峡大橋上での出来事です。
 
 トラブルに合いおかげで初経験をさせて頂きました。
 まず旅先でJAFのお世話になりました。
 神戸から淡路島に渡る明石海峡大橋の上でタイヤがパンク(破裂?)しました。近くにあった非常電話で高速隊に連絡。状況を話した後JAFに救援要請。パトカーとJAFの車が来るまで交通の激しい高速道路上での待機は恐怖と不安でいっぱいです。目の前を高速で走る車両はこんなに怖いものかとつくづく感じさせられました。
 愛車はレッカー車で淡路SAまで輸送され、タイヤ交換をして頂きました。親切なJAFの方の対応に感動した上なんと料金は無料。長年会員になってて良かったとつくづく思いました。
 
 でもおまけがついていました。
 JAFの方に「ほかのタイヤも何時パンクしてもおかしない代物ですよ」と脅され、結局高松市内のオートバックスでタイヤを4本購入。思わぬ大出費でした。
 タイヤは特殊品のため納品に2~3日かかると言われ、その間心配で高速は走れず、近くの小豆島や直島観光、栗林公園や大塚美術館巡りをして納品を待つ事にしました。
 
 大塚美術館も初体験と言えるほどの感動でした。
 徳島県鳴門市にある美術館で、「古代壁画から世界26カ国190余の美術館が所蔵する現代壁画まで至宝の西洋名画を原寸大で1,000余点」がキャッチフレーズの美術館です。
 ここは「陶板名画美術館」で、名画はすべて陶板でできており原寸大です。もっとすごいのが現物は時代と共にだんだん色あせていきますが、ここでは作成された当時の色を再現していることです。日本に居ながら世界の美術館をめぐった体験ができます。
美術館巡りが好きで若いころは結構行ってましたがだんだんと疎遠になり、久々に行ったのがここでした。
 展示が古代から始まり中世・ルネサンス・バロック・近代・現代の順になっており絵画の進歩が伺え得ます。世界の名画を子供の頃から目にしておけば勉強になり将来本物を見たときの参考にもなりますね。
 幅広い長い廊下の天井の絵画にも目を奪われます。
 膨大な量の作品なのでゆっくりは見れなかったのですが,面白かったのが古代の作品でキリストの顔がマンガっぽく中世になるとだんだん顔が重厚になっていくのにちょっと驚きました。
 
 また瀬戸内海に浮かぶアートの島「直島」にもステキな美術館がいくつかありました。
 美術館の話はさて置き、まだまだ活躍して欲しい老体のキャンピングカーがいつまでも走れるのか?
 今年車検をどうにかクリアしましたが2年後はどうなるか。免許証返納の声も聞かれる昨今、我が家は課題が山積みです。

古代の絵画

無惨なタイヤ

目を見張る天井画

直島のオブジェ