日 時 2022年3月4日(金)15時00分~
会 場 新潟市「万代シルバーホテル」
出席者 役員27名、地域退職者連合8名 計35名
<テーマ>
『新潟県におけるフードバンク活動の現状と課題について』
<講 師>
NPO法人フードバンクにいがた 事務局長 小林 淳 氏
【研修会要旨】
「子どもの貧困」の現状について報告があり、経済的理由による進学の断念、バランスのとれた食事が給食のみ、教育や体験の機会損失等々の話があった。日本の子どもの貧困率は1980年代から上昇傾向にあり、今日では実に7人に1人の子どもが貧困状態にあるとされている。県内においてもコロナ禍を契機とした急激な社会情勢の変化により、生活が立ち行かなくなったと訴える方が少なくない。母親の声に「子どもは一日二食、私は一食。子どもにおかわりもさせてあげられないことが辛い」「楽しみにしていた部活や進学をあきらめてもらった」など、苦悩する母親の姿を目の当たりにします。こうした状況のなか、新潟県フードバンク協議会は、約5,000軒のひとり親家庭の支援を中心に、配送方法・食品の調達など、様々工夫しながら活動している。
以 上