就任しました

諸橋 孝雄(新潟県退職者連合 副会長)

 7月26日(水)に開催された第25回定期総会に於いて、副会長に選出されました新潟交通OB会の諸橋孝雄でございます。早川会長をはじめとする役員・構成組織のみなさまのご指導ご鞭撻を賜りますよう、この場をお借りしてあらためてお願い申し上げます。

 さて、私自身は本年3月に年金の528ヶ月(44年間)払込み特例による年金満額支給で新潟交通を退職し、今後は「悠々自適」なセカンドライフを過ごせるものと思い込んでいましたが、実際に退職後の諸手続きの中で健康保険などの企業負担消滅をはじめとする自己負担増による年金の目減りにより、現実は厳しいことを実感させられました。

 「悠々自適」という、のんびりと心静かに、思うままに過ごすことが厳しい私自身の年金内容、妻からの雇用実態に拘らずに働ける限りは働きなさいとのご意見に従い、OB雇用で勤めておりますが、いつまで働き続けられるのか、勤めができなくなった後の生活は大丈夫かななどという不安を抱えているのも現実であります。

 ただただ不安を抱え、何もしないのでは解決しません。様々な自助努力は自らが行わなければなりませんが、制度や政策などの改善によらなければならない内容を個々人に求めることは不可能だと思っています。

 年金・医療・介護などの社会的制度について、一人ひとりが求めるものには違いや要求の強弱があると思いますが、何もしないのでは変革はおきないことは誰もが承知をしていることです。また、少しでも私たちが求めることを進展させ、実現させるために、より多くの人たちに参画を求め、各方面への働きかけを継続する以外にないことも承知していることだと思っています。

 そのような意味合いから、私自身は県退職者連合の活度への参画一年生であり、具体的な活動内容や運動については未熟知ではありますが、自身の将来不安が少しでも緩和されるよう任を務めたいと思っておりますので、構成組織みなさまのご理解とご参画をお願い申し上げます。