報告者1

新潟県退職者連合 幹事

(自治体退職者会新潟県本部 事務局長)

今井一夫

 6月3日、新潟市の自治労会館で開催。自治体退職者会は、構成員の4割を女性会員で、初めて女性会員対象の「つどい」を開きました。

講師の角谷弁護士

 司会からグループ交流進行まで女性役員の協力で、最初は堅かった参加者も、グループ交流会では自由に、活発な発言が続き、楽しく充実した時間を過ごしました。

 「つどい」は、角谷弁護士の「女性の相続豆知識」講演、昼食会をはさみグループ交流会を行いました。

 角谷弁護士は、相続に関する紛争はもめると審理期間や裁判所に行く回数も長くかかるので、日ごろから円満な相続をするための準備を怠らないように、自分のことは、自分にできるうちに対策を整えていくことが重要と講演。

 平均寿命でも女性が残る確率が高い今日、一人一人が相続に関する知識を学ぶ重要性を知ることができました。

報告者2

新潟県退職者連合幹事

(自治体退職者会新潟県本部 特別幹事)

猪股 美栄子

 4割を占める女性組合員のもっと退職者会への参画と機会の増加を図るために「女性のつどい」を企画し、講演と交流会を実施しました。

 今回は、8単会(15単会のうち)から29名の参加。講演は、一新総合法律事務所の角谷里佳女性弁護士に依頼。

 トラブルにならないための「女性の相続豆知識」と題し、

  • 相続紛争の実態を知る。
  • 紛争の種を知って未然に予防。

をテーマに講演。

 「相続される」から「相続する」に変わりつつある年代になった今、元気なうちに生前対策が大事である。

 財産を把握しておく事、いい人間関係を築いておくことが大事。

 4班に分かれての分散会は、共感しあえることが多く、アッという間の1時間でした。現役の時は、仕事・家事・育児と介護でイッパイイッパイだったけど、今は大変だった家事も楽しみの一つになっている。子育て・介護をやり終えて今は、いろんな趣味を持ち、いろんなことに挑戦して活き活きとしている人が多い。

 この先、何が起こるか、どうなるかわからないが、今を楽しむ「力」は女性ならではの「歴史の重さ」からくるのではないだろうか。

 来年も開催の約束をして閉会しました。

 帰りの時の参加者の皆さんが、とてもいい顔をしていたのを拝見した時、こういう集会の重要性を再確認しました。