「新潟県の選挙あれこれ」

佐藤 昌二

 あけまして、おめでとうございます。

 2016年には、参議院選挙と知事選挙があった。自民党側は重点区としてて、党本部から議員だけでなく有名人を交えた応援団が多数、新潟に来た。結果として、自民党推薦の候補は二人とも敗北を喫した。

 この二つの選挙で勝利したことは、何が変わったのか、勝利の要因は何か、今回の二つの選挙結果の特徴的な点を挙げてみる。

 まず参議院選挙では、初めて自民党対野党統一というかつて実現しなかった構図が出来上がり、各野党とも選挙協力を全面に出した。接戦であったことは間違いない。野党統一候補ということで、各界・各層の市民団体が眼に見えるように活動を展開した。市民運動が大きな力を発揮した。

 また、選挙民は自民党に対して、昨年の安保法案の強行採決を初め、国会において多数をバックにしたおごりがあったとして見ていたのかもしれないし、さらに、原発・TPP・沖縄問題等々についても同じだったのだろう。

 もう一つの知事選挙では、参議院選挙の勝利が肥しになったのか、急遽立候補した新人が、自民党推薦する全国市長会長を経験だった前長岡市長を敗北に追い込んだ。このことは、参議院選挙よりもさらに市民運動が大きかったのではないか。市民が何を考えているか、政治家は情報を収集しなければならない。

 全国からも、新潟県の二連勝は大きな意味を持っている、と報道された。