「公共サービスは平等に」

眞田 守

 新年おめでとうございます。今年は2月に平昌冬季オリンピック、6月にはロシアでFIFAワールドカップが開催されます。日本チームの活躍を期待しながら、テレビの前で一生懸命応援できることを今から楽しみにしています。また、大相撲の豊山関、J2に降格したアルビレックス新潟の奮闘にも期待を寄せ、健康的に一年を過ごせればと思っています。

 さて、何を書こうか迷いましたが、前から疑問を持っていた光熱費の料金システムを書いてみました。かなり以前の話になりますが、町内自治会館で市の担当職員から下水道設置の説明を受けました。その時、下水道の使用料金について説明があり、水道の使用量に応じ料金が徴収され、その徴収単価は水道使用量が一定使用量を超えれば段階的に高くなるとの説明でした。その説明を聞き単純に思ったことは、家族の人数が多ければ多いほど割高な下水道の使用料を払わなくてはならないと思い疑問を感じました。

 他の用水光熱費の料金システムを見てみたら、ガス使用料は使用量が増えれば単価は下がるそうですが、電力使用料・水道使用料は、下水道と同様に一定の使用量で段階的に単価が上がる料金体系です。

 今、世の中は、個々人のライフスタイルの多様化などにより、少子化・核家族化が進み社会問題にもなっています。しばらくこの傾向は続くものと思います。こうした課題が少しでも改善していくためには、二世代・三世代で家族を構成し、互い助け合いながら生活していくライフスタイルが見直されればと思っています。

 子供が一人増えた、在宅介護に切り替えたなど、家族が増えたことにより水道・電力の使用量が増え、その料金が増えることは当然ですが、使用量で単価が上がり割高な用水光熱費を払うことに疑問を持ちます。核家族も大家族も使用量の多少にかかわらず、同じ単価で平等に料金徴収したらいかがでしょうか。