新年のごあいさつ

日本退職者連合

会長 人見 一夫

 新年あけましておめでとうございます。

 今年は、政治決戦の年です。政治の流れを変えましょう。日本退職連合は連合が推薦する全ての候補の当選をめざして取り組みます。

 安倍内閣は、憲法改正発議をめざしています。国民の意思と全くかけ離れた政策を強行しようとしており、このようなことは認めるわけにはいきません。

 さて、日本は人口減少、超少子高齢社会に突入しています。2025年には75歳以上の人口が約3,600万人、4人に一人が75歳以上になります。さらに年を追う毎に、高齢化と人口減少は進行します。

高齢化が進む中で社会保障のための財源確保は喫緊の課題です。不公平税制の是正、安定した雇用と労働分配率改善などが求められています。持続可能な社会保障制度確立の問題、特に年金、医療、介護の等の充実に向けた取り組みなど、多くの重要課題が山積みしております。

 日本退職者連合は、政策・制度要求を決定し、政府や政党に要請行動を行い、あわせて地方退職者連合の皆様も各県、市区町村への要請の取り組みを展開しております。こうした具体的な行動を通して、中央、地方での退職者連合が、住民からの信頼を得る組織となるよう今後も努力していきましょう。

 日本退職者連合は、100万組織をめざし、安心、安全、未来に希望が持てる社会保障制度を確立するため、全国の仲間と現退一致の闘いを進め、今年も「行動する退職者連合」をめざして頑張ることを決意し、新年のごあいさつとします。