日本退職者連合
会長 人見 一夫

安心、安全、未来に希望が持てる社会保障制度の確立へ

 新年あけましておめでとうございます。
 会員の皆様には、健やかに新年を迎えられたことと存じます。
 今年一年が、皆様をはじめご家族にとって良い年となるよう祈念致します。
 さて、日本は人口減少、超少子高齢社会に突入しています。2025年には65歳以上の人口が3,657万人となり、総人口の3割を超えます。さらに年を追う毎に、高齢化と人口減少は進行します。
 高齢化が進む中で社会保障のための財源確保は喫緊の課題です。消費税の引上げ、不公平税制の改革、安定した雇用と労働分配率改善などが求められています。
 また今年は、憲法改正問題、持続可能な社会保障制度確立の問題、特に年金、医療・介護の等の充実に向けた取り組みなど、多くの重要課題が山積みしております。
 日本退職者連合は、政策・制度要求を決定し、政府や政党に要請行動を行い、合わせて地方退職者連合の皆様も各県、市区町村への要請の取り組みを展開しております。こうした具体的な行動を通して、中央、地方での退職者連合が、住民からの信頼を得る組織となるよう今後も努力していきましょう。
 日本退職者連合は、安心、安全、未来に希望が持てる社会保障制度を確立するため、全国の仲間と現退一致の闘いを進め、今年も「行動する退職者連合」をめざして頑張ることを決意し、新年のごあいさつとします。